February 22, 2009

寄木細工の木の葉

捨てられてしまった小さな木の板を1つ1つ集め丁寧に貼り合わせて形を作り何度も磨かれて出来上がった作品です。


葉っぱの一生は短く落葉し自身の親である大木の為に一度は大地に戻り肥料となり再び新たな葉として生まれ変わる。その生まれ変わった瞬間を封じ込むべく私は世界中に古くから伝わる寄木という技法で作品を作りました。


熱帯雨林に育てられた暖かな太陽を思わせるような赤茶系色のかりん材やスコールの後に黒茶色になって激しく通り過ぎていく川の色のようなロックファー材とヨーロッパの雪山で張り詰めた緊張感の中、積もる雪の色と同化するアッシュ材の組み合わせで何ともいえない暖かく洗練された作品が完成しました。


表面部分はウレタン(日本の食器安全基準検査合格)処理をしておりますので食器としても使用可能です。水洗い後なるべく早く空拭きして下さい。木が割れる可能性がございますので直射日光は避けてご使用ください。

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